メモ置き場

機械翻訳の結果

【解題】戦争の経験、経済学および海軍の革新 軽艦隊1945-1963

本稿はhttps://www.koms.se/content/uploads/2013/07/TiS-nr-2-1984.pdf 中の論文をコピペにより抽出し、グーグル翻訳を掛けた後多少の整形を行ったものである。
よって、詳細な文意は全く取れず、全体を見て流れを把握できる程度を目的としている。作業の都合上、原文とは段落分けの場所が全く異なり、余計な空白が入っている場合がある。また、原文にある典拠は翻訳を省略したので、原文か原典に当たっていただきたい。
多少のトリビアと、中小国海軍が(主に経済的理由で)翻弄される様子、機械翻訳の妙をご笑覧いただければ幸いである。
なお、ブログ主の目的はゴトランドの53年改装と56年の予備艦入りの理由の探求であるが、それについてはほぼ触れられていない。残念ではあるが、せっかくの作業を死蔵させるに偲びず、内容的にも興味深いので、いずれ現れる他の趣味者の為にこれを残す。念のため抽出した原文も残すが、ミスも多々犯しているので原典を参照されたい。


掲載誌「Tidskrift i Sjöväsendet(海軍運営ジャーナル)」は海軍と防衛の問題のためのフォーラムであるスウェーデン王立海軍協会 https://www.koms.se/ の定例誌である。1836年からのアーカイブが協会によって公開されている。

本稿は1984年第2号に掲載されたエッセイで、当時、近衛歩兵連隊<スヴェア>所属の少佐であったSTELLAN BOJERUD氏Stellan Bojerud – Wikipediaが執筆した。

同氏は 1944年生まれ、2015年没。享年70。最終階級は中佐であった。1985年から93年まで軍事アカデミー、スウェーデン防大学で研究を行い、特に99年から2002年まで同大軍事史・戦争史部長を務めた。つまり、研究者キャリアの端緒か極初期に執筆されていることになる。専門は19世紀軍事史、スペイン内戦、20世紀前半の海軍史。
2010年から11年にかけて、スウェーデン国会において右派政党であるスウェーデン民主党の産休議員の代理を勤め、2012年には同党議員として当選している。本稿でも議会制度について触れており、数奇な運命を感じる。
また、新聞・テレビの軍事解説者として活動したり、数人の同志と集団筆名を使いシミュレーション小説を執筆するなど多彩な活動をされていたようだ。

なお、本稿中では軽艦隊の源流をWW2中としているが、それより以前、スヴァリエ級建造時にすでに海防戦艦を中核に据えるべしとする「重艦隊」*1派と小型艦艇を以て国防を行うべきとする「軽艦隊」派が論争し、曲折を経てスヴァリエ3姉妹の建造に至ったということは指摘しておきたい。

*1:対比語として