ゴトランドは1943年から44年にかけ防空巡洋艦への大規模改修を受けた。本稿ではこの改修後、46年のレーダー搭載前の状態の写真を収録した。
戦時体制とあってか、写真点数は少ない。迷彩と中立帯塗装が特徴的である。
戦時中
44-45年
キャプションによる
44-45年ごろ
写真近くの付記による
45年、バルト海
キャプションによる。なぜか撮影者(Jennel, (Fänrik))も記録されているが、同じ撮影者の写真はこれだけ
海軍南部司令部のアルバムから
1957-66年にあった海軍南部司令部(Marinkommando Syd)のアルバムに含まれる一枚。同司令部の前身組織から引き継いだか。基本的にキャプションはなく、何年の撮影かは不明
digitaltmuseum.org
絵葉書
45年
キャプションによる
44年4月
キャプションによる。同一ネガからのプリントか
補助艇が横付け
同一艇かは不明。補助艇上に機雷がある。また、防空巡改装で設けられた機雷投下スロープ形状がよくわかる
終戦記念親閲
45年6月9日に、欧州での戦争終了を祝し海軍将兵を慰労するため、ストックホルムで国王が沿岸艦隊を親閲した。参加艦艇は35。
受閲艦艇、前方から
右からゴトランド、フィルギア、ドロットニング・ヴィクトリア、スヴァリエ。
同一ネガからのプリント。
登舷礼
国王の座乗するランチに対し、ゴトランド将兵が登舷礼を取っている
空撮
戦後
迷彩は残っているが、中立帯は消されている。
部分
砲塔と艦橋
キャプションによると44年ごろ撮影。2次改修後の艦橋と、前部砲塔上の機銃台座が変わっている。
スイムコール
同一ネガからのプリントか