【HMS Gotland デジタルミュージアム収蔵品目録】アルバム「1938-39年大航海」
本項では「ゴットランド 大航海1937-1938」と題されたフォルダに入れられている写真群を扱う。フォルダの収録点数は39点。元はGustav Adolf Höglund氏の所有物で、孫が寄贈したようだ。同氏のポートレートも採録されている。
ただし、タイトルとは裏腹に37-38年大航海の写真以外にも、翌38-39年大航海時の写真や、1941年に起きた泊地で駆逐艦3隻の絡む爆発事故「Hårsfjärden災害」の写真も含まれる。
ゴトランドとは関係の薄そうなスナップ等は割愛した。
魚雷発射
雷撃訓練の組み写真。
カタパルト周辺での赤道祭
赤道を通過したのは39年大航海。カタパルト上面の様子が分かる
甲板上
礼拝
キャプションは「Åkerhielm牧師が船上で奉仕を行う」
艦首で牧師が礼拝をおこなっている
牧師のクローズアップ
夜間の礼拝。前部主砲塔上の機銃座に囲いがついている
その他
キャプションは「艦長はマデイラに上陸」。マデイラ寄港は38年大航海。
整列する水兵
キャプションは「副長と彼の亀」。前部主砲塔脇で甲羅干し? ペットなのか備蓄食料なのか買い付けなのか
波を切る艦首。キャプションは「38年ビスケー湾」
Hårsfjärden災害
キャプションでは「1942年」とされているが、誤記か。
艦番4はクラス・ウグラ。事故の端緒となった爆発は起こさなかったものの、曳航が間に合わず海面を漂う重油の炎上に巻き込まれた。損傷が激しく再建されずに解体された。